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フリーズ・オア・ウォーク

2011.03.24 Thu
 久しぶりにミクシィに繋ごうとしたら、リンクが切れていました。
 パスワードやらをメモしてあるリアルノートは諸事情で行方不明。

 基本的に記憶しているはずなのですが、まあ、こういう状況ですから、脳は非日常モードなのでしょう。
 案外、あたりまえなこととか、思い出せなかったりします。
 思い出せないのなら、思い出せないままに。ムリは禁物です。
 いいんです、もともとこういう性格ですし。

 何から話したら良いのか判断に迷いますので、
 時間の許す範囲内で、
 ぽつりぽつりと話しておこうと。記録しておこうと。思います。
 基本的に『未来の自分』に宛てている感覚です。
 
 
 支離滅裂だったりすると思いますが、
 きちんと整理してしまうと、かえって本質を見失うこともあると思うので、
 今は今の自分のままで、できることをしておきます。

 判断とか修正とか、そういうのは未来にお任せします。



     #


 前置きが長くなってしまいました、
 こんにちは。
 お久しぶりかもしれません。

 こちらは無事に過ごしています。


 個人的な意見や感想や思いついたアイデアなどは、
 むしろ個人的な連絡用ブログのほうに、ひっそりと記録しておこうと思います。
 なので、ここでは少々、感情的な話は控えさせていただきますね。

 
 ご心配おかけしたみなさまに、
 この場をかりて深謝するとともに、
 お礼申し上げます。





      ##

 公式な記録やデータを、まだきちんと把握しきれていませんので、
 あくまでも私の「体感的な記憶」で、お話しておきます。
 
 なので、実際の出来事の順番やら正確な時刻とかは異なってくると思います。
 ご理解ご了承いただければ、さいわいです。

 私の、私個人の、限定的かつ主観的で「体感的な記憶」です。




 メモ、
 
 地震発生、3/11、金曜日の午後、

 地面ぐんにゃりのあと、ラジオをみんなで聞きました。

 『テレビがつかない』という声が、どこからか聞こえたので、

 停電ね、と。


 停電ねと自覚したとき、

 この地震大きかったんだ、と思いました。

 この時点で表に出てきたのはご近所で10人未満だったと思います。

 でもこの時点で行動できたひとは全員無怪我で無事です。

 あせらなくても大丈夫。戻りさえしなければ。



 




 揺れる直前。
 
 
 そのとき私は製作所のキッチンでリンゴを焼き始めていました。

 焼き始めて、そんなに時間たってないかな。

 休憩が3時からだから20分前くらいから準備してたんだと思います。

 そういう時刻のはずです。



 
 地震発生。




 ガスを止めて外に出ると、どーん。

 なに今の音と思っているとゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら。


 どーん。

 おさまるかな、

 まだかな、


 まだ大きくなんのかな、

 でもここまでだよね、

 どーん

 って何の音?

 うん、そろそろ、しずまるはず、よ、ね?

 と思いながら揺られているところに、

 ドーン。




 音は地面の下から来る感じ、遠い感じ。 


 おっきなモグラが迫ってくる感じ。

 姿は見えないけど、迫ってくる、

 今にも地面がモコモコモコーって盛りあがって割れそうな勢い。


 いい表現ではないかもしれないけど、

 踊ってました、

 ええ、直立してたら倒れてしまいそうですし、

 とにかく転倒しないように頭をぶつけないようにと。
   
 

 製作所の建物は、大きく揺さぶられたものの、大丈夫。

 でも聞いたことのない音を立てていました。屋根かなあ壁かなあ機械かなあ。


 外で、見て、聞いて、揺られて、見上げて、です。

 


   #

 揺れがやわらいだところで、
 製作所のなかからラジオが運び出されました。


 今思い返すと、
 一番激しい揺れが来たのは、その直後。



 電柱が倒れてきたらすぐ身をかわせるように、
 と、
 みんなで声をかけあって、
 協力しあって四方に注意しながら過ごしました。





 結果として電柱は倒れませんでした、
 張り巡らされた電線でバランス保たれた感じでしょうか。






   #
 
 家は川の側ですが丘の上みたいなところにあるので、
 標高は高いんだと思います。
 




   #

 聞こえた声、言葉、

 『震源どこ』

 『70年生きててこんなの初めて』

 『流されてるぞ』

 正確な言葉やニュアンスは違っていたと思いますが、
 なんかやべえぞこれ、という空気の気持ち悪さというか悪寒というか。
 いまもなまなましいっていうか、ついさっきみたいにリピートできます耳の奥。
 

 おいおいおい、なんかやべえぞこれ。そんな声とラジオの雑音と足元の「やわらかさ」と。
 

 1分や2分ではありません。

 5分のような、10分くらいのような、もっと長いような。

 でも、ほんの一瞬だったような。




   #


 自宅。
 
 車庫でラジオを鳴らしました。

 ご近所さんが集まってきて、みんなで放送を聞きました。

 ラジオは2台あって、
 手動式は誰かが常にまわして充電し続けて、
 大きいのは電池式なので、
 エネループのソーラー充電を日差しにあてて。



 晴れていたので電池も常夜灯も充電に困ることなくて、
 凍えることもなくすみました。



 飲料用とは別に農業用貯水も豊富なので、
 断水を知らせる放送が聞こえてきたときも落ち着いていたんだと思います。


 終始落ち着いていたと思います。今思えば。錯覚かもしれませんが。




    #

 ラジオから聞こえてくる震源名は、三陸沖、茨城県沖、宮城県沖。
 どれが本当かわからない状態が続きましたが、
 あとでわかったのは、どれも正しかった、というようですね。
 みっつ、きたみたいです。
 
 『さんぱち』というような地名らしい名前を何度か聞きました。
 

 
    #


  数日経過。県内8割停電と。


  給水を案内する放送は毎日。


  こちらは貯水と汲み水のおかげで、給水は受けずに済みそうです。


  防災無線と給水案内は明確でした。




    #
 
  電車は、まったく通過せず。

  『復旧のめどはたっていません』とラジオでは毎日。

  

    #

  3/18、金曜日、夜、県内全域電気回復のお知らせ。


    #

  
  3/21、月曜日、夕刻、自宅ブレーカーやら家電あれこれ安全確認。




    #

 ずっとラジオを聞いていました。
 
 「出荷はできないが取りに来れる人には売る」という玉子情報や、
 「今夜、お風呂使えます、深夜0時まで」「ラーメンやります18時から0時まで」
 という、当日情報が放送されていました。

 各地の被害状況は、わかりにくかったけど、地元情報は詳細に知ることができました。


 
    #

 3/21、月曜日からネット、最初にツイッターに。

 久しぶりなのでタイムラインを振り返らず、挨拶をリアルタイムに放り投げて。


 ツイッターを使って、友人知人と言葉を交わすと、一気に「世界が広がる」感じがします。

 嬉しくてふだんより多めに挨拶したようにも思います。

 


 ライフラインが回復していくなかで、
 日常が戻ってるように感じることもあったのですが、
 しばらく非日常が続きそうねという意識のほうが強いのですよ。




 むしろこれから「非日常」の正念場という気がします。
 
 


   #

 お互い気をつけて、あまり思いつめたりしないように過ごしましょう。

 と思ってます。




   #

 「正しい逃げ道」を見極めるための「目」と、

 いざってとき、くいしばれる「歯」は大切です。



   #


 落ち着いたら目薬の処方と、
 歯医者でキシリトールの塗布を受けたいなあ。

 いまの目薬、ちょっと時間がたちすぎ。


 液体ハミガキは断水時、重宝しました。

 
 

 あ、そろそろ時間です。話の途中だけど。


 続きはまた別の機会に。



 忘れてしまったら、その時はその時で。


 
 
 





 みなさまの毎日の健康と安全をお祈り申し上げます。
  





 ご訪問ありがとうございます。




 またね。
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